2012年11月10日
ホランド氏のマッチング理論
こんにちは

今日はいい天気ですね

御前崎市は御前崎市役所(旧浜岡町)で産業祭を行っています

明日はあいにくの雨の予報なので今日は大賑わいになりそうですね

昨日社長の伊村からホランド氏のマッチング理論の話をしていただきました

ご存知の方もいるかもしれませんが、ホランド氏のマッチング理論とは、
パーソナリティと職業とのマッチング理論として、アメリカの心理学者ジョン・L・ホランドが提唱した理論のことです。
「ホランド理論」の他に「RIASECモデル」などと呼ばれるものです。
「ホランド理論」の基本理論は、
□1人1人のパーソナリティは、6つの要素から成り立っている。
□全ての職業は、同じく6つの要素から成り立っている。


R:Realistic→現実的(機械や物を対象とする実際的な活動領域)
I:Investigative→研究的(研究や調査等のような研究的、探索的な活動領域)
A:Artistic→芸術的(音楽、美術、文芸などを対象とする活動領域)
S:Social→社会的(人に接したり、奉仕したりする活動領域)
E:Enterprising→企業的(企画や組織運営、経営などの活動領域)
C:Conventional→慣習的(定まった方式や規則に従う活動領域)
・6つの要素の、分量の多い少ないが、人や職業の特長となる。
・多い順に上位3要素を「スリー・レター・コード」と呼び、人や職業の特色を示す。
・人と職業がもつ6つの要素の、重なりが多いほど、働き方が安定し、高い達成感が得られる。
というものだそうです。
6つの要素は、このように↓六角形に表されます


一方、働く人が従事する「仕事」については、4つの次元(データ、アイデア、ひと、もの)に基づいて分類されており、
これを「キャリア・クラスター」と呼びます。キャリア・クラスターも以下のように6つあります。
□技術
□サイエンス
□芸術
□ソーシャル・サービス
□管理的ビジネス
□ルーティン的ビジネス
そして、それぞれのパーソナリティタイプに対して、それに適した職業・職種と考えられる
キャリア・クラスターが以下のように対応しています。
□現実的 (Realistic)⇔技術
□研究的 (Investigative)⇔サイエンス
□芸術的 (Artistic)⇔芸術
□社会的 (Social)⇔ソーシャル・サービス
□企業的 (Enterprising)⇔管理的ビジネス
□慣習的 (Conventional)⇔ルーティン的ビジネス
なのでパーソナリティタイプが分かれば、自分の「適職」が分かるというわけです。
パーソナリティタイプは、生まれつきの気質や、子どものころからの環境、出会った人物、物事、受けた教育などに
よって形成されるもので、興味・関心、性格、能力や行動傾向(○○という行動をしがちという意味)を含みます。
なお、このパーソナリティタイプは、前述したようにホランドによって開発された分類です。
6つのパーソナリティタイプのそれぞれの特徴を以下に示します。
□ 現実的 (Realistic)
•道具、者、機会、動物などを扱うことを好む
•手作業、機械作業、農作業、電気関係などのスキルを伸ばす
•組み立てや修理にかかわる職業を好む
•地に足がついていて実践的
□ 研究的 (Investigative)
•生物学や物理学関係の活動を好む
•数学や科学の能力を伸ばす
•科学や医学分野の商業を好む
•好奇心が強く学究肌で自律的
□ 芸術的 (Artistic)
•慣例にとらわれず創造的な活動を好む
•言語、美術、音楽、演劇のスキルを伸ばす
•創造的な才能を生かせる職業を好む
•創造的で発想が自由
□ 社会的 (Social)
•人に伝える、教える、手助けをするなどに関連する活動を好む
•人と一緒に仕事をする能力を伸ばす
•教育、保育、カウンセリングなどの職業を好む
•人の助けになり友好的
□ 企業的 (Enterprising)
•他人を導いたり、他人に影響を与えられる活動を好む
•リーダーシップ、説得力、そのほか、人と仕事をするのに必要なスキルを伸ばす
•商品の販売や人の管理などに関する職業を好む
•野心的、外向的、精力的で自信家
□ 慣習的 (Conventional)
•情報を明確に秩序立てて整理できる活動を好む
•組織的、事務的、計数的処理能力を伸ばす
•記録管理、計算、タイプ、コンピュータ操作などに関する職業を好む
•責任感があり、信頼でき、緻密
6つのパーソナリティタイプの相互の関係は、上記に↑添付しました「ホランドの六角形」と照らし合わせてみてください。
隣り合わせのタイプは近い関係にあり、対向するタイプはまったく逆のタイプだそうです。
例えば、「慣習的」と「現実的」は同じようなパーソナリティ。
一方、秩序を好む「慣習的」と自由を好む「芸術的」は正反対のパーソナリティになるです。
職場や夫婦家族などのパートナーに反対のパーソナリティを持った人がいれば補い合えるので
とても良いようです

ぜひ皆さんもやってみてください

Posted by いむら建築不動産 at 11:31│Comments(1)
この記事へのコメント
担当者さん ブログありがとう。
私の話した事をすぐに載せてくれてとても嬉しいです。
今回の文はとても難しく感じました。
担当者さんがいつも書いて下さっている文章は優しくて、温かくてとても素敵だと思っています。
難しい言葉が並んでいるよりも、自分の言葉で素直に書いた方が相手に伝わりやすいかもしれませんね。
これからもお客様に喜んで頂けるよう、発信していきましょう!
ありがとうございます。
私の話した事をすぐに載せてくれてとても嬉しいです。
今回の文はとても難しく感じました。
担当者さんがいつも書いて下さっている文章は優しくて、温かくてとても素敵だと思っています。
難しい言葉が並んでいるよりも、自分の言葉で素直に書いた方が相手に伝わりやすいかもしれませんね。
これからもお客様に喜んで頂けるよう、発信していきましょう!
ありがとうございます。
Posted by いむら at 2012年11月13日 06:13